
こんにちは。SHINPEIです。
スマートに持ち運び&収納できる電子書籍はメリットもたくさんありますが、紙の本にも質感や装丁の美しさを味わったりと、それでしか味わえない楽しみがあります。
今日はとある雑誌のご紹介。さっそくですがそれはこちらです。
2008年にスペインのバルセロナで創刊されたインテリア誌、『apartamento(アパルタメント)』。
世界で最も影響力のあるインテリア誌と称されているこちら、遅ればせながら初めて購入させていただきました。
この雑誌の特徴は他のインテリア誌にはあまりない、『おしゃれさ』よりも『生活感』にあふれているところ。
アーティストなどが実際に暮らしているお部屋をクローズアップした、住み手の趣味や感性が色濃く表現されたリアルなお部屋は、友人のお部屋を覗き見してるような楽しさがあります。
さしずめ、『TOKYO STYLEの海外版』といったところでしょうか。
最新号のこちらはカバーにアメリカ人グラフィックデザイナーのBarbara Stauffacher Solomon (バーバラ・スタウファカー・ソロモン)をフィーチャー。
お部屋紹介ではアーティストのSimone Fattal (シモン・ファタール))やミュージシャンのNick Cave (ニック・ケイヴ)などが取り上げられています。
写真の空気感によく似合う、ざらっとした紙質もいい感じ。
表紙、中身が素敵なのはもちろんのこと、ぼくが特に好きな部分があるんですよね。
それがこちら。
背表紙です。めっちゃかわいくないですか?
なんとこの背表紙、内容にあわせて毎号ちがうデザインになってるんです。
ぼくはまだデビューしたばかりなんでこの1冊しかないんですが、並べるとぜったい本棚がかわいくなりますよね。
コレクト心をくすぐります。
実際に並べてみるとこんな感じ。
うん、いいアクセントになってくれてますね。
雑誌名をあえてのせず、デザインで遊ぶ。
このインディペンデントなスタイルが、高い信頼を得てる理由のひとつな気がします。
ローテーブルのマガジンラックにラフに置いても絵になります。
ちなみのこの号の背表紙は、コンセプチャル・アーティストRay Johnsonの作品からフィーチャーしたようですね。
そんな、見ても飾っても楽しいapartamento。
年2回の発行ですが、増えていくたびに本棚が彩られていく、モノとしての魅力にも溢れた雑誌です。
オンラインでは早々に売れ切れたり、プレミアがついてたりでなかなか購入しづらい状況ですが、ぼくが都内で知る限り幡ヶ谷のcommuneさんや代官山の蔦屋書店さん、松陰神社前のnostos booksさんでお取り扱いがあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI