道具への愛を感じる本/有元葉子の道具選び

こんにちは。SHINPEIです。

先日はじめて訪れた、下北沢の古本屋、クラリスブックスさん。

 

ほんとにいろんなジャンルの本がセレクトされているこちら。

先日はその中から、キッチン関連の本を1冊、購入しました。

 

『有元葉子の道具選び』

料理家の有元葉子さんが長年にわたって使い続ける料理道具たちをひたすら紹介していくこちらの本。

フライパンや鍋、包丁はもちろんのこと、ゴム手袋やスポンジにいたるまで、有元さんのフィルターを通したありとあらゆるアイテムが網羅されています。

 

こういう、その人が愛着をもつギアやガジェットなどを紹介していく本って好きなんですよね。

古くは柳宗理さんの『エッセイ』とか、近年だと藤原ヒロシさんの『パーソナルエフェクツ』とか。

松浦弥太郎さんの『日々の100』もいいですね。

ただ単にアイテムの使い勝手とかの情報を知るっていうより、セレクトした人なりの審美眼や着眼点、おおげさにいえば美学を読み解くのが楽しかったりします。

 

あ、昨日ご紹介したロッジのスキレットも掲載されてました。

 

 

あとこちらの本から感じられるのは、有元さんの新旧問わず、いいものを長く、大切につかうって姿勢ですね。実際にずっと使ってらっしゃるものばかりだから、説得力もありますし。

ところどころに挟まれるちょっとしたレシピや(だしの取り方のくだりは目から鱗でした)、有元さんの親しみやすい文章のおかげでさくさくっと読めちゃいます。

 

料理の楽しいところは作ることだけじゃなくて、自分好みの道具を揃えていくところにもあります。

特にこちらで紹介されているようなデザインの素敵なものばかりあると、キッチンの景色も豊かになりそうですよね。

これから道具を揃えていくっていう方には、とても参考になると思います。

 

そういえば、こちらでもセレクトされていたグローバルの包丁、もう何年も迷ってるんですがやっぱり欲しくなってきたなあ、、(笑)。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

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