
こんにちは。SHINPEIです。
前にCasa BRUTUSの2019年7月号『理想の暮らしが買える店』特集でその存在を知って以来、興味が日に日に増していったショップがあります。
そのショップの名前はCASICA(カシカ)さん。
不思議な響きの名前。おそらく『可視化』からきてるんでしょうね。
誌上で目に飛び込んできた緑あふれる様子や、倉庫を改装したというロケーション。そしてアンティーク家具や雑貨、グリーンまで網羅した、あまりにツボすぎるスタイルなどなど、魅力的な要素が盛りだくさんのCASICAさん。
今まで存じ上げなかったのが恥ずかしいのですが、これは絶対行かねば、ということで、ようやくお伺いしました。
で、さっそく結果から言いますと、CASICAさん最高でした。
そのおかげで写真を撮りまくっちゃいまして(撮影許可、ありがとうございました)、ひとつにはまとめきれなさそうなので、それぞれテーマを変え、全部で4回にわたってお話しさせていただきたいと思います。
第1回目のテーマは『エントランスとグリーンコーナー』。
それではさっそくいってみましょう。今日はわりと見ごたえありますよ(いつもゆるいですからね笑)
CASICAさんがあるのは新木場の倉庫街。
ふだん渋谷区や世田谷区が活動拠点のぼくには、あまりなじみのある土地とはいえません。
でもだからこそ、ちょっとした旅行気分があじわえてテンション上がりますね。
新木場駅から南へ歩くこと約3分。思ったより近い印象。
セブンイレブンさんのすぐそばにどーんとそびえるこの外観。
錆びれた外壁と、それを侵食する植物たちがつくりだす、退廃的だけど力強い風景。
微妙に葉色が違うもので構成してあるので、風景に奥行きとか立体感があります。
寄ってみるとさらにど迫力。
こちらがオープンして2年弱の間に成長して、さらに自然でこなれた表情になってきたんでしょうね。
ふと横をみるとこんなテラスがあります。こりゃいい雰囲気。
この時期はさすがに暑そうですが、春先や秋頃はここで絶対ビール、ですね。
ニューサイランでしょうか。こんな大きいのははじめて見ました。
シダ系も多用してて、こちらの植栽バランスにはなんとなく、『湿度』を感じます。
ヨーロッパやオーストラリアじゃなく、アジアですね。
そんな素敵なエントランスガーデンに、なんのてらいもなくぽつんと佇む、味わい深い手押し車。
植物で飾りたくなるところですがそれをせず、単体で置いてあるのが妙にいさぎよく感じてしまいました。
これ、できそうでできない引き算では。
ひととおりエントランスを鑑賞したら、さあいよいよ、この渋く重厚なドアを開けて店内へ。
入ってすぐにレストランスペース(これはまた後日お話ししますね)。
そこを左に進むと上のようなグリーンコーナーが見えます。
植物好きはやはりここに一番最初に向かっちゃいますよね(笑)
どんと鎮座する象徴的なアイアンのシェルフにはサボテンが。
鉢のデザインも全部バラバラ。そんなとこにこだわりを感じますね。
そのすぐ横にもサボテンやユーフォルビア。
実はこの中から一点購入させてもらいました。それが何かはまた後日お話ししますね。
サボテンだけじゃなく、こんな大鉢もあります。シンボルツリーに良さそうな爽やかさ。
すぐ左のコンシンネといい、すこし彫刻的な要素のある植物中心のラインナップに感じました。
CASICAさんのグリーンコーナー、ほんと全てにわたって光が豊富。
植物への愛をひしひしと感じます。
こういうテクスチャーのある木をさりげなく使うの、いいですね。
その前に置くのがタマシダってのがこれまたいい。
植物の洪水の中、ふいに登場する雰囲気のある地球儀。ナイスセンス。
ハンギングものも充実してました。
先日ご紹介させてもらった、ぼく的『窓際のエース』(笑)の、リプサリス。
吊り方も独特でかっこいいです。
窓際のハンギングってジュートのプラントハンガー一択になって、バリエーションが乏しくなりがち。
そこにこういうちょっと変わった方法をスパイス的に盛り込むと、表情が活き活きします。
驚愕したのはこちら。すごすぎる。あまりに巨大なビカクシダ。
ぼくが見た中ではおそらく過去最大ですね。
これだけでかいと貯水量も多いでしょうから、水やり頻度は意外と少ないのかも(知らないですけど)。
こうしてみるとその巨大さが伝わるかと。
元倉庫という特性をうまく利用した、贅沢で効果的なディスプレイ方法です。
ビカクシダといえば、印象に残っているこのディスプレイ方法。
円状のワイヤーを壁に掛けて、さらにそこに引っ掛けるってスタイル。
アートフレームに入れるのと同じような視覚効果を感じます。うまいな。
もちろん鉢もたくさん扱ってらっしゃいます。
ぼくは気に入った鉢があれば、中の植物は決まってなくても購入する主義。
シェルフなんかにいくつかラフに並べても、それはそれでいい景色になりますしね。
もちろんこの日も、この中から一点購入しました。
それが何かはこれまた後日。
いやー、エントランスとグリーンコーナーだけでけっこう長くなっちゃいましたね。
明日はまたテーマを変えて、おなじく画像たっぷりでお伝えしたいと思います。
これがまだしばらく続くって、CASICAさんの充実度、推して知るべし、ってとこじゃないでしょうか。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI