キッチンを彩るオブジェのようなケトル

こんにちは。SHINPEIです。

ここ一年半くらい愛用してるこちらの電気ケトル。

 

デロンギの『ケーミックス ブティック』

最新家電!ってわけじゃないんですが、このすこしレトロな佇まいと効果的な差し色になってくれるビタミンカラー。

そしてシンプルにお湯を沸かすだけの、余計な機能が一切ないストイックなところに惹かれてます。

8つの豊富なカラー展開があるんですがぼくはこのイエローが好き。

どことなくボラード(港によくある、船をつなぐための杭)に似てる、彫刻的で普遍的なデザインです。

余談ですがボラード、巨匠プロダクトデザイナーの柳宗理さんが著書『エッセイ』のなかで、好きなデザインのひとつに取り上げてらっしゃいました。

 

以下、柳さんがボラードについて語った一節。

用即美。美意識を持つ如何なる彫刻家も、工藝家も、はた又デザイナーも、これほどまで美しい形を造り得ないと思うほど、素晴らしい悠然とした形をしています。

 

たしかにボラードも美しいですが、これを美しいと思える柳さんの視点が素晴らしいですよね。

そういったこともあり、柳プロダクトとの相性も良い気がします。

 

そしてこのレトロな佇まい、昭和なキッチンとの相性もバッチリ。

ミッドセンチュリーなお部屋にもハマりそうですね。

 

正直、電気ケトルを新調するとき、注ぎ口が細長い某ブランドのものも候補に挙げていました。

ただ、こちらの持っているこの唯一無二の愛嬌は、なにものにも代え難い魅力だと感じてセレクト。

もちろん使用する上での不具合なんてなく、購入してよかったなと思ってます。

キッチンを彩る実用的なアクセサリー、またはオブジェとして、いかがでしょう。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

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