こんにちは。SHINPEIです。
今日は前回のつづき。東京ミッドタウン日比谷の中にある、ヒビヤセントラルマーケットに行ってきた話の後編です。
今回はスペース全体の中央に位置する本と雑貨のショップをご紹介。
ちなみにこのショップ、以前は『Library』という名前だったと記憶してるんですが、今は名前が消えてるんですよね。
エントランスのサインからも、公式サイトからもなぜかなくなってます。
まさか実際に図書館と間違える人が続出したのかな、、
と、真相は不明ですが、さっそく見てみましょう。
このショップはエントランスを入ってすぐ左。
ごらんの通り、外から見てもその雑多感が際立ってます。
何やら民芸的なオブジェやファブリック、陶器。そして洋服までが並んでますね。
そして上の部分に本がちょっと見えますが、他の本はどこに、、?
そう、このショップの最大の特徴。
外側の壁が全て本棚になってて、まわりをぐるっと囲んでるんです。
そして本の見せ方がまた独特。
それぞれの棚に、本をセレクトした人の名前が書かれてて、まるで個人の本棚を覗き見してるよう。
セレクトした人の顔なり、スタンスなりのフィルターを通すと、本にもグッと親近感がわいてきます。
とっても面白いプレゼンテーションの仕方だと思いました。
たとえばこの棚。
恵比寿にある高感度なブックショップ、『POST』ディレクターの中島佑介さんの棚。
中島さんセレクトということで洋書の作品集が多いと思いきや、村上春樹さんと川上未映子さんの対談本やサリンジャー関連と、意外にも文学系多し。
有隣堂社長の松信健太郎さんの棚は、社長らしく自己啓発系や、硬派なビジネス書中心。
こちらはスタイリスト二村毅さんの棚。
リチャード・セラのアーリーワークスやドナルド・ジャッドの作品集など、個人的に一番センスのよさを感じました。
二村さんはお隣にある洋服のショップ、『Graphpaper』のアドバイザーをされてます。
この本棚はヒビヤセントラルマーケットに関わった方たちの趣味を反映させてるんですね。
この棚も見逃せない。
ここの他にアンダーカバー(UNDERCOVER)やユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)などの人気ショップの内装を手掛ける、SMALLCLONE co.,ltd.の佐々木一也さんの棚です。
やはりインテリアデザイン系や建築系が多く、佐々木さんを構成するデザインのDNAが垣間みれます。
そしてこちらのショップ、冒頭でもお伝えしたように本だけでなく雑貨も魅力的。
国内外をとわず、味わいののある民芸品や、、
マド・エ・レンのプロダクトも。これいいですよね。
lueのカトラリーもいま欲しいもののひとつ。とくにスプーンがかわいいんです。
刺し子のファブリックも充実してます。冬のソファの模様替えによさそう。
南貴之さんディレクションということで、やはりloomerのベッドカバーも。
デザイン違いのものはぼくも愛用させてもらってます。
ミラーの上にこういうフォークロアなフレームを飾るの、かわいいですね。
ちなみにこちらのショップは什器もすべて購入可能出だそう。
これからの季節にぴったりのムートンファー。
ソファにさらっとかけるのがおすすめです。
などなど、ただの本屋にとどまらない見所満載のヒビヤセントラルマーケット。
個人的な見所は、こちらの本棚と一角のから揚げですね(笑)。
ぜひおなかと知識の食欲を満たしに行ってみてください。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI