こんにちは。SHINPEIです。
今日は『夜、お酒を飲みがなら聴きたい音楽』の第2弾。
実際にぼくが持っている少ないレコードの中からどうにか選んでお送り致します(笑)
お部屋を涼しくして、もしよければ今夜のお供に。
まずはこちらから。
①FRESH AIR 『HOMESHAKE』
アーティスト名も爽やかなモントリオールを拠点とするシンガーソングライター、ピーター・セイガーによるソロプロジェクト。
Mac DeMarco(こちらも大好き)のギタリストとしても活動してます。
2017年2月リリースなんで、このブログにしては新しめの1枚ですね。
アーティスト名や可愛らしいジャケットの雰囲気は、一見すると夜というより朝のコーヒーに似合いそうな雰囲気。
ただどことなく漂うメロウな哀愁が、連休最終日の夕方にベランダであけるビール、といったイメージでしょうか。
音数少なめのシンプルなベッドルーム・ミュージックですが、中毒性があってよく聴いてます。
続いてはこちら。
Ry Cooder 『JAZZ』
朝、コーヒーを飲みたい音楽でも取り上げさせてもらったライ・クーダー。
こちらのアルバムも全体的に陽気ではあるんですが、どことなくダイナーで安いビールをあおる、といった風情。
ホームパーティのBGMにもいいんじゃないでしょうか。
彼のアルバムでは一番聴いている1枚。
お次はこちら。
Tom Waits 『CLOSING TIME』
ご存知酔いどれ詩人トム・ウェイツのデビューアルバム。1973年リリースです。
ド定番ですが何度聴いても飽きません。これはウィスキー1択でしょう。
ちなみにこのリリース翌年にイーグルスが同曲をカバーしてますが、かなり爽やかな印象になってるのが面白い。
同じウィスキーでも熟成期間が違うというか。いや良い悪いではなく。
いずれにせよ名曲であることに変わりはありません。
さて4枚目です。
坂本慎太郎 『ナマで踊ろう』
ここでは初の邦楽。2010年に解散したロックバンド、ゆらゆら帝国のフロントマン坂本慎太郎の、2014年リリースの2ndです。
「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というテーマで制作されたというのが言い得て妙。(ちなみにハコバンとはライブハウスなどの専属バンドのこと)
退廃的でクセ強め。中毒性の高い1枚です。
ほんとは夏に窓を全開にして、ぬるい夜風を浴びながら瓶ビールをあおりたいような音楽ですが、今は命の危険があるので絶対にやめてください。
最後はこちら。
Bill Evans&Jim Hall 『UNDER CURRENT』
言わずと知れたジャズの巨人たちの競演。1962年リリースの傑作アルバムです。
もともとバラードだったものをアップテンポに再構築したMy Funny Valentineも素晴らしいんですが、ぼくが好きなのは5曲目の『Skating in Central Park』。
どちらが主張しすぎる事もなく、完璧に融け合った心地よい演奏。
美しいジャケットそのままに、音の波にゆらゆら漂う感覚です。
以上5枚でした。
もしかしたら無意識に夏寄りになってるかもしれません。
『危険な暑さ』という言葉が飛び交う昨今。
お部屋を涼しくして、音楽でも聴きながらゆったりした週末をお過ごしくださいませ。
それでは今日はこの辺で、ありがとうございました。
SHINPEI
今日は外に出るのが億劫で自作カレー。