思い出のイームズチェア

こんにちは。SHINPEIです。

 

チャールズ・イームズ。

言わずと知れたミッドセンチュリーインテリアデザイン界の巨匠です。

もちろんぼくも大好きなんですが、初めて彼の存在を知った出来事、実ははっきりとは憶えてないんですよね。

たしか90年代の終わり頃、何かのテレビ番組で、藤井フミヤさんがマイブームでイスを集めていると語ってて、、

その時に、イスを集めるってなんかかっこいいなーと、妙にインパクトがあったのを憶えてます。

で、その中で特にハマっているのがイームズだ、みたいなことをおっしゃってて知ったんじゃないかな。たしか。

それから気づけばイームズをはじめ、ジョージ・ネルソンイサム・ノグチなど、ミッドセンチュリーデザインに魅了されていきました。

そんな若造だったぼくが、貯金して購入した思い出の品がこちら。

ヴィンテージのサイドシェルチェアです。

 

当時地元広島の地蔵通りというところに『GOOD TIME』(なつかしい、、)というミッドセンチュリー家具などを扱うショップがあり、そちらで購入。

価格は4万ちょい、とかだったかな。当時のぼくにとってはなかなかの思い切りが必要でしたね(笑)

 

裏を見るとこんな刻印。

 

大文字でHERMAN MILLARのエンボス。

これを見ると1955〜70年代の間に制作された、いわゆる2nd期と呼ばれる年代のものだと分かります。

当初(1st期)イームズチェアはゼニスプラスチック社が制作、ハーマンミラー社が販売していたのですが、2nd期からは制作も同社が手掛けるようになりました。

 

今はこんな感じで、ベッド脇のワークスペースで使ってます。

同じくアメリカンなパシフィックファニチャーサービスのテーブルと合わせて。

深いブラウンとオレンジの相性が気に入ってます。

まんまアメリカン!にはしたくなかったので、シャビーシックなフレームやキャンドルホルダーをプラスして無国籍感をプラスしました。

 

そのままでも座り心地いいんですが、ぼくはアクセント的にこちらのシートを置いてます。

 

当時代官山にあった(今は品川・港南エリア)ミッドセンチュリーモダンさんで購入。

裏面にはこんなかんじで滑り止めテープを貼ってます。

 

これ、ほんとにズレなくて、けっこう便利。

ぼくは玄関ラグ、キッチンラグにも貼ってます。

閉所恐怖症、高所恐怖症などありますが、さしずめぼくは斜めズレ恐怖症(笑)

なにかがちょっとゆがんだりすると、すぐまっすぐにしたくなるんですよね(笑) どなたか共感して頂けないかなぁ。

まあそんな話はさておき、かなり優秀なグッズです。同じ恐怖症を(笑)お持ちの方はぜひお試しあれ。

 

話をイームズチェアに戻します。

こちらの脚はエッフェルベースと呼ばれるもので、その名のとおりエッフェル塔のようなデザインが特徴。割とポピュラーなタイプですよね。

少し前にはキャッツクレイドルという低めの脚をつけてたときもありました。

ちょっと画像粗いですが、こちらがその時の写真。

 

こちらの記事でお話しした、ミニマリストをやめた直後ですね。前に住んでた部屋です。

ローテーブルに合わせたい方はこっちの脚が断然おすすめ。

 

あ、そうそう、もしこれからイームズチェアをご購入予定の方がいらっしゃるならアドバイスをひとつ。

お店で試し座りをするときに、必ず靴を脱いでから座ってくださいね。

靴を履いたままで座ると、靴底分の誤差が生じて、実際に家で座る時に高く感じちゃいます。

女性はヒールだと特に差が大きく感じがちなのでご注意くださいませ。

 

このイームズチェアは、インテリアデザインに興味を持ったきっかけでもあり、ぼくの数少ない宝物のひとつ。

これから引っ越すことがあっても、必ず連れていきますし、これに合わせたスタイリングになると思います。

といっても、なんにでも合わせやすい普遍的なデザインがイームズの魅力なんですけどね。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

植物預かったお礼に頂いた、ドイツのお土産ビール。うますぎる!

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