こんにちは。SHINPEIです。
前にちょこっと触れましたが、3年くらい前まで、ぼくはゴリゴリのミニマリストでした。
なんか当時(今もかも)流行ってましたよね。「部屋に何もない方がクリエイティブマインドになれる」っていう考え方。
ぼくも元々ミース・ファン・デル・ローエ(『Less is more』という言葉は有名ですね)や茶道にみられる侘び寂びの精神が好きだったりと、ミニマリズムには興味がありました。
そこで一気に断捨離決行。思い立ったらムダに行動が早いんですよね(笑)
で、結果こんな感じの部屋になりました。
家具はジョージネルソンのプラットフォームベンチと、手作りの棚のみ。
ベッドはなくて、布団はクローゼットにしまってました。
いやーこれ見てあらためて思いますが、この時はほんとストイックすぎましたね(笑)。
ちなみにプラットフォームベンチは今も愛用中。
ミニマリストにも、インテリア好きにもハマる汎用性の高さがうかがえますね。
ミニマリストをやめた理由。
そんな当時のぼくですが、あるほんの些細なきっかけでミニマリストをやめることに。
それはこちらの雑誌、POPEYE 2016 Issue 828の...
ある見開き1ページに衝撃を受けたから。
それがこちらです。
フォトグラファー、ライアン・マッギンレーのNYの自宅。
これを見たとき、なんていうか...センスの塊で頭をガツンと殴られたような感覚になりました。
この時、本来のインテリア好きの血が沸々とわき上がり、ミニマリスト生活に終止符を打ったっていうわけなんです。
とにかく、ぼくが生まれて今まで目にした部屋の中で、文句無しに一番かっこいいですね。
『好き』が詰まってて、雑然としてる...
だけど一貫性があるんです。
ミニマリズムの落とし穴
ミニマリズムは向き不向きがあると思ってます。
ぼくは最初こそ快適でしたが、だんだんモノが増えるのが許せない、ある種の強迫観念性みたいな感覚になり、これはちょいとマズイんでは、と思うようになりました。
少なくともぼくは『モノから得られるインスピレーションを大切にする生活』の方があってるってことがわかりましたね。
今のお部屋がなければこのブログも存在しなかった訳ですし。
ところで、この号のポパイはライアンの部屋以外にも面白い特集が満載で、ぼくにとってバイブル的一冊。
キッチンツールの話や、、
照明の話など。
ライアン以外にもかっこいい部屋に住んでる人がたくさん登場したり、とっても読み応えがあります。
ライアンの部屋は、インテリアで迷った時、ふと眺めて立ち返る、そんなページ。
少なくともしばらくはミニマリストになることはないでしょうね(笑)。
もし今、ミニマリストを続けることを悩んでいて、もともとインテリアが好きだったという方がいらっしゃいましたら、ぜひまた一緒にインテリアを楽しみましょうとお伝えしたいです。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI
追記:ミニマリズムについてのnoteも書いてみました。ぜひご覧くださいませ!