こんにちは。SHINPEIです。
あえてガチャガチャ感を楽しんでる、うちのキッチン。
過去に何度かお話させてもらったかと思いますが、シンク、ガステーブル、冷蔵庫、そしてシューズラックの高さを統一することでひとつの軸をつくってます。
なのでそこにキッチンツールなどのモノがある程度増えても、わりとまとまったように見せることができるんですよね。
リビングルームやベッドルームにくらべると、キッチンってどうしたってモノが増えがちな場所。
戸棚や収納グッズを駆使してスッキリと見せるのも全然アリだとは思うんですが、ぼくはこんなふうにガチャガチャとしてたほうが、なんていうかダイナミズムを感じるんで好きですね。
ちょっとおおげさかもですが、命を生み出す場であるキッチンだからなおさらそう思います。
イメージはウォン・カーウァイの初期の作品にでてきそうな、大衆食堂の厨房みたいな雰囲気ですね。
キッチンツールは用途や容量でそのフォルムが違うんで、まとめるとどうしてもバラバラなものが揃います。
でもくりかえしになりますが、先ほどお話したように水平軸を取り入れたり、ブランドを統一することで、ガチャガチャした中にもある種のまとまりを感じることができます。
ちなみにぼくははメインのツールは柳宗理さんデザインのもので揃えてます。
これがそれぞれ違ったブランドのものだと、やっぱり受ける印象は変わってくるでしょうね。
ボルミオリ・ロッコのフィドジャーは、はじめは一番右の砂糖と塩を入れたものだけでした。
そこに後からスパイスを入れたものをいっぺんに増量。
砂糖と塩も同じサイズに統一しようかと思いましたが、それもなんだかおもしろみにかけると思ってそのままにしてます(笑)
それにしてもスパイスって、何よりもフォトジェニックなインテリアアイテムですよね。
向かって左にはアートフレームを感覚にまかせてデコレーションした壁。
こちらも水平軸があることで、好きに遊んでもまとまりがあるように見えます。
自由に遊ぶためには、ある程度の枠組みって大切なんですよね。何事においても。
すっきりかっちりまとめたミニマルなお部屋もいいし、こういうガチャガチャしたのもアリ。
お部屋のぜんぶをぜんぶ同じにする必要はぜんぜんなくて、場所によってすこしづつテイストを変えて楽しんでみるのもいいですよね。
それにしても、これ見ると、数年前にミニマリストだったとは思えないですね(笑)。あらためて。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI