パリ時代に住んでいた部屋②/Laplace

こんにちは。SHINPEIです。

以前のブログでお話したように、ぼくは以前一年だけパリに住んでいたことがあります。

 

いろいろあって1年の間に3つの部屋に住んでいたんですが、今日はその2つめのお部屋のお話。

 

その前になぜ前の部屋を引っ越すことにしたかというと、単純に家賃が高かったから。

いくらだったか正確には憶えてないんですが、たしか650ユーロくらいだったと思います。

まあ東京と比べると、今となればこんなものかな、とは思いますが、なにせ当時のぼくは広島からの直行。

これでも少し割高に感じたんですよね(広島は家賃が安い)。

でパリ中心部ならまだしも、郊外でこの家賃はなぁ、、ということで、ここを紹介して頂いた方にご相談。

で、少しお安めの部屋を紹介して頂きました。パリに来て2か月くらい経ってからでしょうか。

 

そしたらこれがまた少々クセが強い物件でして(笑)。

まず住所はLaplaceというところ。

パリへの距離的には前のVillejuifとさほど変わりません。地図上でいえば少し左に移動したくらい。

 

このラプラス駅の近くでした。ここでもやはりパリらしさは皆無(まあパリじゃないですから当然ですが)。

 

まずは外観。

 

お世辞にもきれいとは言い難い(笑)、割と退廃的な一軒家。

最初に見たときは正直少し構えましたが、なんていいますか性格的に、いい環境を期待するより、既ににある環境をよりよくしたいっていうスイッチがすぐカチンと入るというか。

どんな環境だろうが自分のスタイリング次第で住みやすくできるっていう自信があったんですよね(おおげさ)。

何よりこの秘密基地感がおもしろいじゃないかと思い、入居させてもらいました。

ここには既に中国人のカップルと、韓国人の女の子と、チュニジア人の女の子がシェアして住んでました。懐かしいなあ。

写真の窓は韓国人の女の子の部屋で、ぼくの部屋は左に見える中庭へのエントランスをぐるっと廻り、、

 

この激しく急勾配な階段をのぼったところに、、

 

はい、こんな感じの部屋でした。

もともとあったのはテーブルのみで、そこにラグや小物をディスプレイしました。

何よりこの部屋で特徴的なのがウォールステッカー。パリ市内のデパートかどっかで購入したような気がします。

 

ぼくの鳥好きがここでも発揮されました(笑)。

後にも先にもウォールステッカーを貼ったのはこの時だけだな。でもかわいいですよね。これ。

ディスプレイしてある小物は蚤の市で購入したものが中心です。まだ全部持ってますね。

一番右に見えるこれとか。

 

左の植物はドラセナ・コンシンネかな。

パリ中心部の花屋で購入して、抱えたまま電車で持って帰った思い出。

 

少し左に視点をずらして。

壁には民芸屋で購入したバッグをディスプレイ。

木箱の上に、近所の電気屋で購入したコンポを置いてました。

テレビもPCもなかったので、娯楽と言えばこれでCDを聴くくらいでしたね。

後に照明を仕込みたがるのは今でも変わりません(笑)。

 

 

そしてそう、このランプですよ。

パリ市内で一目惚れして、いまでも大切に使ってます。もうこの頃には購入してたのか、、

 

数少ない宝物のひとつ。

 

こんなランプも持ってました。たしかコンラン・ショップで購入した様な。

明かりをつけると模様が浮かび上がる仕様になってます。

たしか次に住んだお部屋の写真でその様子はあったはず。

 

その右側の、ビンになにか挿してディスプレイしたもの。自分でもよくわかりません(笑)

まわりに砂利を置いて、禅的なものでも表現したかったんでしょうか。ちょっと謎です。

そうそう、この右の窓から勝手に野良猫がよく入ってきてましたね。懐かしい。

 

そんな感じの2つめの部屋でした。

間取りはこの部屋と、反対側に小さなベッドルームがあったんですが、残念ながらそこは撮ってません。

まあ小さくて天井が低いところに、ただマットレスがひとつ置いてあるだけのシンプルな部屋です。

 

この一軒家には3か月くらいは住んだのかな。

この時は10月。シェアしてるみんなもフレンドリーで、なかなか居心地が良かったんですが、すきま風の寒さに耐えきれなくなったのと、良いお部屋との縁があり、三たび引越とあいなります。そして念願のパリ市内へ。

そのお話はまた次回に。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

そんなラプラス駅前のマジックアワー。

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