こんにちは。SHINPEIです。
日本のそれと比べて、背表紙のデザインバリエーションが多い印象の洋書。
気に入ったデザインのものを素材として扱って、それを並べて好きな景色にしてしまおうっていうシリーズの2回目。
地味な企画ながらも、何気に楽しんでやってます(笑)
前回の第1回目は、スウェーデンのインテリアムック本、『MY RESIDENCE』を購入して並べてみました。
あえてタイトルを見えないくらいに小さくプリント。その代わりに印象的なボーダーを使って視認性を高めたそのデザインは、ごらんのとおり本棚にならべた時の効果も抜群でした。
そして2回目の今回。
素敵な背表紙を求めて訪問させてもらったのは、松陰神社前のブックストア、nostos booksさん。
いろんなジャンルを取り扱ってらっしゃいますが、特に『デザイン』に特化した品揃えが魅力のブックショップです。
そんなnostos booksさんで、めっちゃかっこいい背表紙(もちろん中身も最高)と出会えることができました。
それはこちら。
ロサンゼルスのデザインスタジオ、communeの仕事をまとめた一冊。『commune:Design in California』。
手書き風の幾何学模様の表紙、めっちゃかっこいいですよね。
パームスプリングスのAce Hotelのデザインなどで有名な彼ら。
クラシカルさと西海岸特有のゆるさをもったインテリアデザインが、多数掲載されてます。
そんなcommune:Design in California、肝心の背表紙がこちらです。
背表紙、というよりはケースなんで、この印象的な幾何学模様が全体を覆ってます。とてもいい感じ。
ちなみにケースから取り出した表紙はこんな感じ。
めちゃかっこいいLechner House。
そしてクレジットを見るまでわからなかったんですが、これを撮影したのは近日作品集を購入予定のFrançois Halard。思わぬシンクロニシティです。
さっそく本棚に並べてみました。
理由は特にないんですけど、直感でThe Selby is in your placeとバスキアの作品集の間に。
こうしてみるとすこしネイティブっぽい柄にみえて、いいアクセントになってくれてますね。
ここ最近はブックショップに行くと背表紙に目が行きがちなんですけど、気づいたことがひとつ。
背表紙に惹かれて手に取った本って、中身も良いって確率が高い気がします。
背表紙っていう狭いスペースの中で、視認性も上げつつ中身のテイストを的確に伝えるっていうセンスをもった本は、中身もそうとうレベルが高いってことなんでしょうかね。
背表紙ハント、なかなか楽しいです。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI