こんにちは。SHINPEIです。

前に駒沢のイケてる本屋、スノウショベリングさんを訪れた際に購入した本。

 

村上春樹さんの旅行エッセイ『遠い太鼓』。

彼が長編小説2作を書き上げるために日本を離れ、ギリシャ〜イタリアを(文中の言葉を借りれば、常駐的旅行者として)巡った、3年間の旅行記です。

ぼくは彼の小説はほとんど読んだことがないんですが(こないだはじめてひとつ読みました。『騎士団長殺し』という本。おもしろかったです)、エッセイが大好きでほぼ制覇しているという、おそらく一風変わったファンじゃないかと思います。

村上さんのエッセイって、風景が鮮明に思い浮かぶくらい描写がリアル。でもどこか達観してるというか、余計な感情の起伏がないのでスラスラ読めるんですよね。まるで美しい景色を眺めてるように、ストレスがない。

前にご紹介させてもらった『ランゲルハンス島の午後』というエッセイもまさにそんな感じの一冊。

 

そんな彼のスタイルと旅行記って、すこぶる相性がいいと思うんですよね。

 

実はこの『遠い太鼓』。もともと文庫本を持っていて、もう何度も読み返した作品。

 

それがこないだスノウショベリングさんではじめて単行本と出会い、購入したというわけです。

文庫本にはなかったカラー写真なんかがあってけっこううれしかったですね(走るバス内で運転手と車掌が酒盛りをはじめたときの写真とか)。

 

そしてぼくがこの本を好きである大きな理由。

それは実際にこの中に登場する、ミコノス島を旅したってこと。

ミコノス島はギリシャはエーゲ海に浮かぶ小さくて美しい島。

白く美しい街並みとどこまでも青い海、そして美しいビーチをもつ、世界的に有名な避暑地です。

 

パリ在住時の5月にギリシャをまわったことがあって、その時に立寄り2泊ほどしました。もう10年くらい前ですが(もう10年!)

 

せっかくなんでその時に撮った写真を少しだけ。

ミコノス名物の風車と青い海。

 

海沿いの教会。こういうシンプルでコンパクトな教会が、エーゲ海の島々のいたるところに建ってます。

 

のんびり平和な海沿いの市場。

 

ミコノスの街並み。

ほんとうにどこまでいっても白、白、白。

けっこうこまめに塗直ししてるみたい。

 

ほら、こんな感じで。

カメラを向けるとこのポーズ。ミコノスに限らず、ギリシャの人たちはみんな親しみやすくて、人懐っこい。

 

光がきれいだから原色も映えます。かわいい。

 

ビーチ。まだ5月だったので泳いでいる人はあまりおらず、みなさんひたすら日光浴。

 

水は透明。

 

夕暮れに染まるリトル・ヴェニスと、それを撮影する旅人。

エーゲ海に沈む夕陽はほんとうにきれいでした。

 

そんなミコノス島が登場するこのエッセイ。

ぼくが訪れたのは5月で気候も最高だったんですが、村上さんが訪れたのは諸事情でオフ・シーズン。

けっこう全編とおして天候に恵まれないし(笑)、物ごともけっこう淡々と進行して行くんですが、その辺の『ついてなさ加減』も含め、休日にのんびり読むにはぴったりの一冊だと思いますよ。

蕎麦屋で瓶ビールを飲みながら読むと、なかなか幸せな気持ちになれるはずです(笑)。

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それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

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