こんにちは。SHINPEIです。
以前から気になっていた下北沢にあるショップ『prefab』さんに、ようやく行ってきました。
結論から言いますと、こちらのショップ最高、です。
prefabさんはプラスチックスの島武実さんがオーナーのアンティークショップ。
なんですが、というよりは『センスの(めちゃくちゃ)良い人のガレージセール』みたいな印象。
とにかく置いてあるものが全部刺激的で面白いものばかりなんです。
『宝探し』という言葉は、ガラクタたちの中から良いものを探すってニュアンスがありますが、こちらはタイトルの通り、宝の中から宝を探す感覚でずっとワクワクが止まりませんでした。
さっそくご紹介、、なんですが、外観撮り忘れました。いきなりすみません、、
まあ近所なので近いうち追加させてもらいますね。
※追加しました!
中に入るとこんな感じ。
右側は期間限定で開催中のNaijel Graphさんの作品がずらっと。
こちらに関してはまた後ほどご紹介させてもらいますね。
なんて攻めたディスプレイ。現代アートさながらです。
このベンチめっちゃ欲しかったんですが既に売約済み、、残念。
奥のスペース。
まるでお部屋のようにゆったりしたソファが置かれ、洋書がテーブルや棚にラフに陳列されてます。
このゆるさがたまりません。海外っぽくていいなあ。
それでもってこの洋書の数々、めちゃめちゃセンスいいラインナップなんですよね。そして何よりお手頃価格。
ハイセンスな方のお部屋にお邪魔して、本棚から直接買ってくような感覚が楽しいです。
レコードも買えちゃう。
また時間があるときにゆっくりきます。必ず。
(手前のおおきなかぶが気になる笑)
そして先程のNaijel Graphさんの展覧会。
ご本人もいらっしゃってお話をお伺いしました。
音楽のジャケットや映画のポスターなどご自身の好きなものばかりを題材に、抜け感のあるタッチで描いた作品群。
まるで子供が自分の好きなものをお絵描き帳にどんどん描いていったようなピュアネスに、期せずして心を打たれてしまいました。こんなはずではなかったんですが(笑)
ぼくと同年代で好きなものがかぶっているっていうのも親近感が湧きました。
なかでもぼくが好きだったのはこちら。
ロフトのDJ。David Mancuso。Love Saves the Day、、最高です。
この展覧会を見て、好きなものがたくさんあるということ。そしてそれらを堂々と好きっていえることって何て素晴らしいんだ、と思いました。
余談ですがNaijel Graphさんって外国人アーティストの名前だと思ってました(笑)。日本人、しかもアートワーク事務所の名前だったんですね。
ここ最近でダントツに素敵な展覧会でした。会期は9/23まで。お急ぎくださいませ。
あ、そうそう、あとこれもとても印象的だったんですが、スタッフさんのホスピタリティがとても素晴らしかったです。
写真撮影も快く応じてくださいましたし、商品説明も丁寧にして頂きました。ありがとうございます。
さてさて、そんなprefabさんで購入したものは本日は2点。
まずは先程の本の宝の中からこちら。
オランダの巨匠建築家、Rem Koolhaasの1995年発行の伝説の書、『S,M,L,XL』
これ前々から狙ってた一冊なんです。
この本は読み込むためというより、本のテイをなしたオブジェって感覚で購入しました。
このオブジェはDEPTの創始者、永井誠治さんの手掛けたもの。
活版印刷のスタンプに土台をつけたアイテムで、クラフト感がツボにはまりました。
こちらがスタンプ面。
ワークテーブルの上に置いてみました。
そんなこんなで、30分弱滞在させてもらいましたが、ものすごく濃密な時間を過ごさせて頂いた気分。
ほんとに現代美術館をまわったように右脳が活性化されました。
また休日のコースに素敵なショップが加わって、幸せです。
場所は下北沢というよりは代沢のほんとに住宅街なのでまわりに駅はありません。
正直アクセスしずらいですが、一度行ってみられる価値はありですよ。
頑張れば歩いて行けなくもないですが、三軒茶屋からだとこちらのバスに乗り、『代沢十字路』というバス停で降りて歩くといいかもしれません。(それでもちょっと距離ありますが)
下北沢からだと歩いちゃったほうが早いかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI
追記:先日ひさびさに訪れたprefabさんは、これらの画像みたいなカオスっぷりは影を潜め、すっきりとしたギャラリーになってました。
でもいつも島さんがいたデスクとチェアはそのままだったのが、なんだかうれしかったです。
島さんのご冥福をお祈りいたします。