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CASICA@新木場に行ってきました③【気になったもの編】

こんにちは。SHINPEIです。

今日は新木場のショップ、CASICAさんについてのお話、第3回目。

前回はすみずみにまで美学の行き届いた、その内装についてお話しさせていただきました。

 

今日はそこに並んでいた個人的にちょっと気になった商品を、ざざっとご紹介させていただきますね。

 

まずはグリーンコーナーに並んでいたものから。

マグカップを鉢がわりにした植物。これ、意外にありそうでなかったな。

デザインもなんのてらいもない、オーソドックスなタイプってのがまたいいですね。

以前にどこかで、スニーカーを鉢代わりにしているものも見かけましたが、そういう日用品と植物の組み合わせって、どこか退廃的で独特のロマンを感じます。

植物の力強さが表現できてて素敵だなーと。

こちらはCASICAさんのオリジナル商品。植物を担当しているのは園藝と再生さんという植物のプロジェクトチームです。

うん、たしかに『再生』っていうテーマにぴったりですね。

植わっている植物も様々で、好みの中から選んでみてはいかがでしょうか。

いわずもがな、底穴はあいてます。

 

同じラインのものでこんなのもありました。

中の植物がもっと伸びてくると、いい感じにこなれてきそう。

 

この鉢もこちららしい、いぶし銀の一品。

色がブラックってだけでわりと珍しいんですが、それプラス表情のあるテクスチャー、そしてストレートのフォルム、、

なかなかありそうでないプロダクトだと思います。

これはあえて、暗めのトーンの部屋に取り入れたいですね。

たとえばダークブルーにペイントされた壁の前に置いて、そこにあえて鮮やかなグリーンのオーガスタ。そしてゴールドのアートフレームをあわせたり。

いやー、妄想がとまらないですね(笑)。

 

お、この鉢もはじめてみました。

コンクリートっぽい色味のものはつるっとした表情のものが多いんですが、これはざらっとしたテクスチャーが魅力的。

このタイプはストレートなフォルムが多い中、こういうオーセンティックな形に落とし込んでるのが珍しいな。

さっきの黒い鉢とは真逆のアプローチですね。

 

さて、グリーンコーナーから変わりまして、ショップコーナーのプロダクトをみてみましょう。

こちらはテーブル上に並ぶ陶器たち。

シンプルだけどしっかりとした存在感を放つ、作家さんものが多いですね。

 

こちらのグラス、心惹かれました。フォルムが台形なんですよ。

スタッキングはできないんだけど、このちょっとした違和感が愛らしい一品。

 

キッチンツールってステンレス製が多いですが、こちらは陶器の計量カップ。

カトラリー入れとしてもよさげです。

 

こちらはリズミカルに吊るされたカゴたち。

ぼくはわりと料理はするほうですが、正直こういったカゴ系は使うことがないので持ってません。

でもこんなふうに吊るされている光景にはあこがれるんだよなー(笑)

キッチンツールって使うためだけじゃなく、インテリアを彩るオブジェとしても大事だと思ってるので、購入しちゃおうかな。料理の幅も広がるかもしれないですしね。

『形から入る』ってかなり大事。

 

その下にはこれまたカゴ。

同じ素材感のものはまとめて陳列してあるのでわかりやすいです。

カゴや陶器も、素材そのもののよさを活かした商品が多い印象です。

 

いい感じに古びたキャビネットに並ぶ、これまたいい雰囲気の急須やお皿。

こういう渋いアイテムが似合う暮らしにもあこがれます。

なんかCASICAさんのセンスって、ど直球の和っていうより、まるで海外からの目線をとおして和を構築したような、どこか逆輸入的な空気感を感じます。

 

こんな花瓶もありました。

デザインが全部バラバラなので、おそらくそれぞれ一点ものなんでしょうね。

リズミカルに並べて飾るのもアリでしょう。

 

ラグのコーナもありました。こちらはみなさん大好きベニワレン。

ここも元倉庫ならではの、ぜいたくな空間づかいで迫力あります。

にしてもベニワレンやキリムが、和もの中心のこの空間に違和感なく溶け込んでいるのがすごい。

CASICAさんのエディット力がすごいのか、ベニワレンの汎用性がすごいのか。

おそらくその両方でしょう。

 

こちらはヒバのスツール。ナチュラルでやわらかくて、なんともいい雰囲気。

やさしい同系色のペールトーンでまとめたシンプルなお部屋に、ぽんとさりげなく置くと引き立ちそうです。

ダイニングテーブルにあわせるチェアのデザインをすべて変えて、その中のひとつにしてもおもしろそう。

 

同じ素材のこちら。ペットテーブルですって。かわいいな。

 

完全なるぼく的な偏見。いい店にはMAD et LENがある説。

 

こんなザ・アノニマスなスツール、いいですよね。

余談ですがかのテレンス・コンラン氏は、こういうなんの変哲もないスツールがいちばん好きなんだそうです。同感。

 

場所を移動して、奥に併設された家具スペースへ。

テーブルの上にはこんなディスプレイが施されていました。

躍動感のある馬のオブジェが印象的。CASICAさん、けっこう動物モチーフが多いんです。

あと、アンティークのガラスビンをキッチンツール入れにするセンス。好きです。

 

フレンチシャビーなテイストのテーブルの上に、こういう骨董書棚をあわせるの、いいですね。

となりのガラスドームはプエブコさんのかな。

キリやカンナが転がってたり、ここでも和とフレンチが共存。

 

でました。CASICAさんでなぜかやたら多かった(笑)熊。

こういうアイコニックで強いアイテムをあえて用いることで、逆に異国情緒が増してくるような気がします。

 

以上、ほんの一部ですがぼくが気になったプロダクトをご紹介させていただきました。

古びて味のある雰囲気のアンティークなアイテムや、日常にひとつとりいれるとくすっとなる愛嬌のあるアイテムなどがジャンルレスにならぶ空間は、ほんと見ごたえたっぷり。

『これどこに飾ろうかな』なんて考えながら見てたら、あっというまに時間がたっちゃいました。

 

さて明日は4回目。これで最後です。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

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