こんにちは。SHINPEIです。
近日中に、とあるメディアにお部屋を掲載していただける予定です。
メディア掲載の流れには2種類あって、編集担当の方とカメラマンさんがいらっしゃって、撮影&インタビューをしていただくっていうのがひとつ。
あとはこちらにおまかせパターンといいますか、撮影をこちら側でして、インタビューもメールでのやりとりっていうのがもうひとつ。
で、今回の掲載は後者。
プロの方に撮影していただくのはもちろん素敵な体験ですが、つたないながらも、自分であれこれ考えながら撮影するのってけっこう楽しいんですよね。
いくつかご希望いただいた写真をお送りした後で、リクエスト的にキッチンツールの撮影をご依頼いただきました。
で、撮影したのがこちらの写真。
ぼくが使ってるキッチンツールがほとんど柳宗理さんのものだったんで、担当の方がそこに興味を持たれたみたい。
で、レードルとバタービーターのリクエストを、『平置きで』という条件でいただきました(吊ってる状態の写真は、それはそれで使っていただけるみたい。ありがとうございます)
こうして自分で撮影してみると、あらためてそのデザインの良さを再認識しましたね。
その有機的な曲線美と、鈍く輝くマットなシルバー。
まったく色褪せることのない、これこそがマスターピースだと思います。
ちなみに普段はこんな感じで吊って収納してます。
ぼくはキッチンに関しては生活感があるほうが、景色として好み。
かといって自分の好きなデザインじゃないものを見ても、気分はあがりません。
その点この柳宗理さんのものなら、ガチャガチャと吊っても統一された美しさがあるように思うんです。
機能が優先されがちなキッチンツールですが、こうなるともう『ハンギングできるオブジェ』の域に達してるといっても、過言じゃないと思います。
ファッションに例えるなら、好きなデザインのピアスやネックレスをガチャとつける感覚に近いかもですね。
こちらは夜の光景。
そのマットな質感は、こうして間接照明を鈍く反射して、日中とはまた違った美しさを見せてくれます。
これも大好きなポイントですね。
そんな柳宗理さんのキッチンツール。
見た目に統一感があるだけじゃなく、鍋やボウルの底面がレードルの曲線と対応してたり、使い勝手にも共通項っていうのがぼくがそろえて使ってる理由のひとつ。
撮影で向き合ってみると、あらためてその魅力に気付かされた1日でした。
あ、メディア掲載に関しては、またあらためてアナウンスさせていただきますね。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI