Qusamura Tokyo(叢 東京)

こんにちは。SHINPEIです。

昨年末にあげたこちらの記事でちらっと触れた、広島初のショップ、叢(くさむら)さんの東京店オープンのお話。

 

あれから約半年。

ついにオープンされた東京店、『Qusamura Tokyo』に行ってきました。

 

と、その前に、叢さんといえば去年の夏に初めて、広島店を訪問。

 

こちらが広島店。

この時、ある程度は予想してたんですが、まあ分かりづらい場所でして(笑)。

ブランドの姿勢として、あえて駅から遠く分かりづらい場所へ出店されていて、『わざわざ足を運んでくれる本当の植物好き』をターゲットにされてるんだと感じました。

ぼくは昔、たまたまこのあたりに住んでたことがあったので土地勘がありましたが、はじめて訪れる方はとまどうだろうなーと思いました。

 

そんな叢さんなので、初訪問の東京店も一筋縄ではいかないロケーションなんだろうと思っていましたが、いやー想像の斜め上をいくわかりづらさでした(笑)。

ただそれも体験込みのエンターテイメント。それではご紹介していきましょう。

 

Qusamura Tokyoさんがあるのは地図でいえばこちら。

 

世田谷区の代田。

ぼく、わりとこの近くに住んでるんですが、これ見ただけじゃなんのこっちゃわかりません。

ただひとつ言えるのは、『完全なる住宅街』だってこと。

案の定、道に迷って(想定内)、ぐるぐるさまようこと数分。

ついに見つけました。こちらです。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

嘘でしょ。完全に家じゃん、、

画像ではわかりづらいですが、屋上にビニールハウスが見えますね。

そこで在庫管理されてるんでしょう。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

これがショップエントランスだって信じられますか。※自転車はぼくのです。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

あまりにも控えめすぎるエントランスサイン。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

ほんとうにここで合っているのか、、若干の動揺をしながら階段をあがっていくと、、

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

それらしきところが見えてきました。

ようやくここで安心します。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

エントランス。

導線がショップっぽくなかったので、『入口ここであってますか?』って聞いちゃいました。

合ってるそう。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

ふと横をみるとお庭が。

オープンしたてなのでまだ現状のままでしたが、これからどんどん手を入れていくそうです。

これはポテンシャルやばいですよね。どう進化していくのか、いまから楽しみ。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

さっそく中へ。

ギャラリーさながら、個性的な植物たちが整然と並んだ姿は、月並みな言い方ですが圧巻の光景。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

植物はもちろんですが、インテリア好きにとっては内装デザインもめちゃくちゃ気になるところ。

こちらの内装を手がけられたのは、叢さんと同郷の広島出身の建築家、谷尻誠さんと吉田愛さん率いるSUPPOSE DESIGN OFFICE

ベーシックで普遍的な素材使いをしながらも、攻めてるコンセプトが多い印象のお二人の作品ですが、こちらもそうでした。

この画像、奥の壁の廃墟感、ひっかかりますよね。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

寄ってみました。

スタッフさんに伺ってみると、やはりこの壁はもともとあった収納部分を活かしたデザイン。

そして特筆すべきはこちら。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

ごらんのように、境界がきれいにわかれてます。

もとの躯体に、スタイリッシュなギャラリーが挿入されたようなコンセプトですね。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

ちと分かりづらいですが、天井と梁もぱっきりとわかれてます。

このぱっきり具合は公式サイトの画像のほうがだいぶ分かりやすいですね。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

奥から入口方面をみたところ。

大窓からたくさんの光がはいり、気持ちのいい空間です。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

庭がよく見えます。

これを見ると、ほんとうに住宅街なんだっていうのが、よくお分かり頂けるかと。

 

さてそんなQusamura Tokyoさん。

広島店と同じく、植物の撮影に快く応じてくれました。

その中から気になったものを3点ほどご紹介させて頂きます。

まずはこちら。

 

希望丸綴化。器は田宮 亜紀さん作。

綴化とは生長点に突然変異が起き、外見がダイナミックに変化していく現象のこと。

こちらも迫力のあるフォルムですが、そのわりに柔らかくて繊細なテクスチャーがいいなと。

 

つづいてはこちら。

 

尾形丸綴化。器は寒川義雄さん作。

こちらは植物自体も文句無しにかっこいいんですが、荒々しいその姿とは好対照の、薄くて繊細な器とのバランスがすばらしい。

独特の美しさが漂う一品です。

 

最後はこちら。これすごかった。

 

Qusamura Tokyo(叢 東京)

ラウリンゼ綴化

ただただ圧巻。言葉がでないですね。

 

それぞれの植物にはプライスがついておらず、別紙の価格表を参照していきます。

価格はそれなりのものから、比較的お求めやすいものまでけっこう幅広かったです。

 

そんなQusamura Tokyoさん。

100%、道に迷うと思いますが(笑)、それ込みで、特異なロケーションがもたらしてくれる非日常体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

親切丁寧なスタッフさんとの植物トークも、ぜひお楽しみください。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

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