こんにちは。SHINPEIです。
昨日の東京はもうほんとに信じられないくらいの快晴。
お散歩ついでに、ご近所のブルーボトルコーヒー三軒茶屋店さんへ。
行こう行こうと思いつつ、気づけばオープンから1年経過しちゃってました。
そういうお店のストックリスト、実はたくさんありますよね。
ちなみにブルーボトルコーヒーさんを訪れるのは中目黒店に続き2店舗目。
内装デザインは同じスキーマ建築計画の長坂常さんです。
着きました。
エントランスにはおなじみのサイン。
三軒茶屋店の最大の特徴。それはロケーションの面白さにつきます。
ビルとビルとの間に奥へと伸びる通路。そこに元診療所を改装した店舗があります。
こんな感じ。ワクワク感ありますよね。
両サイドの砂利にご注目。これがいい脇役になってるんです。
よくみると店舗に向かって右側にさらに奥へと続く通路がありますが、これはまた後ほど。
近づいてきました。エントランスは開放的で、この時期は気持ちいい風が吹き抜けます。
一歩入ると主役のドリッパーが。
長坂さんらしい、元々の荒々しい躯体を活かしたデザイン。
『元々あるポテンションを隠さずに活かす』というスタンスはぼくもすごく共感します。
店舗までの長い通路に使われていたタイルが中までそのまま続いているので、内外の境界があいまいで面白い。自然と回遊性が高まりますね。
そう。タイルだけじゃなくて砂利も店内のそこかしこに使われてるんです。
中なのに外のような、不思議な感覚。
ぐるっと廻ると、奥にはこんな気持ちのいい空間が広がってます。光が降り注ぐお庭が素敵。
そう、店舗の右側にあったさらに奥へと続く通路。このお庭へと続いてたんです。
おそらくもともとの姿を活かしつつ、アート作品が浸食したようなお庭です。
むかしはここの主の方が、このお庭を眺めながら絵を描いてらっしゃったそう。
そうそう、クッキーの包み紙。よく見たらコーヒーフィルターでした。遊び心ありますよね。
ふと、柳宗理さんがイームズハウスを訪れた際、コーヒーの角砂糖が理科の蒸発皿に入ってて感心した、というエピソードを思い出しました。
あとこのときのBGM、India Arieの『Acoustic Soul』でした。
懐かしい、、ぼくも好きでよく聴いてたなぁ。
特にこの曲が好きです。
そんなブルーボトルコーヒー三軒茶屋店さん。
エントランスからの導線や店内の回遊性。そしてお庭を眺めながらのリラックスタイムと、一杯のコーヒーを飲むだけにとどまらないエンターテイメント性を感じるお店でした。
休日の昼下がりにぜひ。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI