こんにちは。SHINPEIです。
わりと昔から愛用しているジョージ・ネルソンのプラットフォームベンチ。
1946年に発表された、言わずと知れたミッドセンチュリーの名品です。
一時期、気の迷いで(笑)なっていたミニマリスト時代も、これだけは処分しなかったくらいの愛着が。
その時の写真です(笑)。ストイックだなぁ。
さてそんなプラットフォームベンチ。
ぼくはこれまでガラス天板をのせて使ってきました。
理由は、①ガラス天板への映り込みが部屋に立体感をあたえてくれる、のと、②単純に『下にものが落ちそうでなんか不安』だったから。
①は窓際のハンギンググリーンが映り込みますし、夜は間接照明の映り込みがわりと気に入ってました。
ただ実は今、お部屋を少しだけシンプルにしていってまして(ミニマリストには戻りませんが)、この『天板への映り込み』を引き算したい衝動にかられたんですよね。
そして②の『なんか不安』という心理ですが、『テーブルにスリットが入っているのは不安だ』という、ただの思い込みの可能性もあるなと思いました。
実際にはずして生活してみて検証してみないとわかりませんからね。
で、はずしてみました。
おお、マットでいい感じです。
『映り込み』という情報量が減ったぶん、ベンチ単体の魅力が引き立ってますね。
プラットフォームベンチの魅力ってやっぱりこの直線美。
ガラス天板があるとそれがスポイルされて魅力が減っちゃうんですね。
手触りも優しいです。
さて②の不安っていう問題ですが、3日程つかってみた感想。結論から言えば、、
『ぜんぜん大丈夫』でした。
おそらくいちばん不安なのってグラスが倒れるかも、だと思うんですが、少なくともうちのグラスは全て倒れることはありませんでした。
実はプラットフォームベンチって、『本来ベンチとして開発されたものを、イレギュラーでローテーブルとして使ってる』とお思いかもしれませんが、1946年の発売当初からローテーブルとしても使用できるというのを宣伝文句に使ってたんです。
なのでテーブルとして使用しても生活に支障がないスリット幅に計算されてるんですね。
まあそれにしても心理的に不安、なときはこれがあるから大丈夫。
まるでこの記事を予言したかの様です(笑)。
結論、ガラス天板をのせない方がモダンで、本来の美しさが引き立つと思います。
これだけ長いあいだ愛用しててもまだ新しい魅力に気づけるとは、、いやはやインテリアは奥が深いですね。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。
SHINPEI