インテリアアクセントと小津安二郎の赤

こんにちは。SHINPEIです。

インテリアスタイリングのアクセントカラーとして、ワンポイントで色を入れるって方は多いと思います。

たとえばソファの上のクッションだったり、ディスプレイするオブジェだったり。

ぼくがアクセントカラーでよく取り入れるのは赤。

 

ダルトンのダストボックスや、、

 

ペンドルトンのクッション。

 

赤を使う理由は、ただ単に好きだからっていう理由だったんですが、どうもそれだけじゃなさそうな予感。

というのも先日小耳に挟んだお話なんですが、、

 

日本映画の巨匠と呼ばれる監督の中に、小津安二郎さんという監督がいらっしゃいます。

『東京物語』『秋刀魚の味』など、タイトルは聞いたことあるんですが観たことはなかったんですよね。

そんな小津監督の特徴に、赤をアクセントカラーに使っている作品があるというのを聞きまして。

それが『彼岸花』

小津監督初のカラー作品です。

 

確かに印象的な赤の使い方です。

だけどこの画像を見てふと思ったことが。

きっちりした水平素直のコンポジションにアクセントとしての赤、、

 

これってモンドリアンっぽくないですか?

ピート・モンドリアンは1800年代後半から1900年代初めに活躍したオランダの画家。

水平・垂直の直線と三原色からなる『コンポジション』の作風で有名です。

 

小津監督とモンドリアンとの接点は不明ですが、ぼくは学生時代にモンドリアンの本などを読んでたので、もしかしたら無意識下で影響を受けていたかもしれません。

 

ワンポイントの黄色。これもそうかも(笑)

 

あんなシンプルな絵画が、ファッション、インテリア、映画と、いろんなジャンルに影響を与えてるんですね。あらためてリスペクトです。

皆さんも自分のお好きなジャンルのルーツを探っていくと面白いかも。意外なところに影響を受けてるかもしれませんよ。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

SHINPEI

スポンサーリンク

Follow me!

Recommend